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2013年11月

外資系金融機関にて、従業員向けに発表とディスカッションの機会をいただきました

 スイスに本店を置くUBSとイギリスを本店とするバークレイズという東京で活躍するグローバル金融大手二社の東京拠点の社内LGBTネットワークが、パートナー法ネットがその活動について従業員に発表する機会を設けて下さいました。

 以前より、外資系金融企業のLGBTネットワークが主要メンバーとなっている「東京インターバンクLGBTフォーラム」とは、親睦と情報交換を深めていました。メンバーとのディスカッションを通して、国際的に働く人も多いこの業界のニーズを理解し、政府・各政党に対する我々の要望書に反映させたり、政党との交流に加わっていただいたりしてまいりました。今回のイベントはこの交流の中から、二社のメンバーが、おのおの経営陣のサポートを受け、企画して下さった催しです。

 UBSでは、従業員のLGBTネットワークであるUBSプライド・ジャパン(UBS Pride Japan)が主催で、「Lunch & Learn: Same Sex-Unions in Japan」と題して、10月28日に開催されました。このUBSプライド・ジャパンは、UBSの基本的価値として掲げる「ダイバーシティ&インクルージョン」政策の一環として経営側からサポートを受けながら、日々活動を続けています。「ダイバーシティ&インクルージョン」とは、組織に関わるあらゆる人の多様性が尊重され、その能力を最大限に発揮し、貢献できる企業文化をつくっていこうという取り組みのこと。この課題を担当するUBSのダイバーシティ・マネージャーの方にも、催しの準備に積極的に協力をいただきました。

 バークレイズでは、同社LGBT従業員のネットワークである「スペクトラム(Spectrum)」の協力の下、11月7日に同様のミーティングが開催されました。開催にあたり、スペクトラムを支援する経理本部本部長(CFO)から、「当社の競争力を強化する視点からも、ダイバーシティに関する取り組みは重要」という趣旨の挨拶をいただきました。一般従業員のみならず、銀行部門の支店長や営業統括本部長など経営陣も参加され、本テーマに対する認識の高さを垣間見ることができました。インターバンク加盟の他社のメンバーにも参加が呼びかけられたため、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーMUFJ、トムソン・ロイター、BT(ブリティッシュ・テレコム)等各社からも参加者が集まりました。

 UBSでのイベントは約30名、バークレイズでのイベントには約50人程度の方々にお集まりいただきました。当ネットワークの発表は、LGBTの概要、同性カップルに法的位置付け・保障が無いために日本のLGBTが直面する困難、その解決のために当ネットワークが掲げる目標と、その実現のための活動(実績と計画)を、説明しました。当事者に限らず従業員の方が広く参加してくださり、発表後のQ&Aでは、LGBTに関する基礎的な質問から、政府にどのように訴えていくべきか、日本社会を変化させるにはどうすればよいか等、活発な論議がなされました。

 社会の様々な場において、当事者、アライ(LGBTへの支持を表明してくださる方々)、そして一般の方々と、パートナー法ネットの考えをよく理解していただくことが、これからの活動を実り多いものにするために必要です。また、外資系だけでなく、より多くの日本企業にも、LGBTを始めとするダイバーシティの課題に取り組んでもらえるよう、働きかけを続けていきます。

 これからも、このような機会がいただければ、積極的に参加したいと考えています。

ご報告   2013/11/23   事務局

カリフォルニア州の同性婚の推進に活躍したスチュアートさん&ジョンさんと会いました